男のロマン!初心者から上級者まで使えるキャンプ・アウトドア向けの定番モーラナイフ
モーラナイフ | Morakniv
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モーラナイフはキャンプやアウトドアで人気の北欧スウェーデン🇸🇪製ナイフブランドです。
130年の歴史を持ち品質を認められ「王室御用達」の認定を受けています。
比較的安価で高品質なナイフなのでキャンプ初心者向けにおすすめです。
もちろん上級者でも愛好家が多くいます。
日本ではモーラナイフと言えばキャンプ・アウトドア向けとして有名ですが、木材加工用や調理用の刃物も生産しています。
北欧では工事や現場仕事で使われる用途に様々なナイフがあり、工具としても広く使われています。
今回はキャンプ・アウトドア向けのナイフについて紹介します。
キャンプ・アウトドア向けナイフの種類
アウトドア向けナイフは「コンパニオン」「ブッシュクラフト」「エルドリス」「カンスボル」「ガーバーグ」があります。
ブレードの鋼材は「カーボンスチール」と「ステンレススチール」があります。
カーボンスチールは炭素鋼、いわゆる鋼のことです。
ステンレススチールは一般的に言われるステンレスです。
さらにここにいくつかのバリエーションが有り、ファイアスターターがついているものやアクセサリ類が付属しているものがありますが、今回はそれぞれのシリーズの中でもベーシックなものを解説します。
コンパニオン
コンパニオンは初めてナイフを購入する初心者におすすめのナイフです。
鋼材についての説明は後ほど説明します。
カーボン
- 刃長 約104mm
- 全長 約218mm
- 刃厚 約2.0mm
ステンレス
- 刃長 約104mm
- 全長 約219mm
- 刃厚 約2.5mm
カーボンとステンレスで微妙にブレードの厚さなどが違っています。
カーボンのほうが刃が薄く、ステンレスのほうが0.5mmほど厚くなっています。
ナイフの扱いやすさとしては分厚いと扱いづらくなりがちです。
逆に薄いと扱いやすくはなりますが強度が落ちます。
コンパニオンのような厚さやサイズがアウトドアにおける様々な場面で使いやすいナイフです。
ナイフ初心者向けとして一番扱いやすいのはこのコンパニオンでしょう。
シース(鞘 さや)はプラスチックで軽く、ベルトループ(ベルトに引っ掛ける部分)があるので持ち歩きやすくなっています。
シースの先端には雨に降られたりした場合に水が抜けるように穴が空いています。
この穴を火吹き棒として使う人もいるようです。
コンパニオン ヘビーデューティー
ヘビーデューティーはコンパニオンに比べて刃が厚く、力のかかる作業にも耐えることができます。
カーボン
ステンレス
- 刃長 約104mm
- 全長 約224mm
- 刃厚 約3.2mm
バトニングと呼ばれるナイフで薪を割る作業においては刃が薄いと折れてしまう可能性があります。
刃の厚さはそのままナイフの頑丈さに繋がります。
逆に料理などにはあまり向きません。
分厚いナイフで人参や玉ねぎのような硬さのあるものを切ろうとすると切るというより裂くような状態になってしまいます。
コンパニオンとヘビーデューティーはナイフの背の部分の角が丸くなっているのでファイアスターターの着火用には向きません。
どうしても使いたいのであれば自分で背の部分を研いで角を立てる必要があります。
ブッシュクラフト
サイズ感はヘビーデューティーとさほど違いはありませんが、ファイアスターターとダイヤモンドシャープナーが付属しています。
カーボン
ステンレス
- 刃長 約109mm
- 全長 約232mm
- 刃厚 約3.2mm
コンパニオンとヘビーデューティーとは違い、はじめからファイアスターターを使うことを前提とされているのでナイフの背でファイアスターターを使用できます。
ダイヤモンドシャープナーはいわゆる砥石です。
キャンプ中に切れ味が悪くなってしまったらこのダイヤモンドシャープナーで軽く研いで切れ味を良くすることができます。
シースのベルトループが回転・取り外しができる構造になっていて、ナイフを抜き差ししやすいです。
ブッシュクラフトにはファイアスターターとダイヤモンドシャープナーがついていないバージョンがありますが、値段もヘビーデューティーより高くなっています。
違いといえばグリップとシースですが、特段こだわりがければそちらを買うより普通にヘビーデューティーを買ったほうが良いと思います。
エルドリス
エルドリスは他のシリーズのものに比べて小型で軽くなっています。
- 刃長 約59mm
- 全長 約143mm
- 刃厚 約2,0mm
簡単なフェザースティックづくりくらいなら問題なく行え、料理にも使えます。
キャンプやアウトドアで首にぶら下げて持ち歩くネックナイフとして使いやすく人気です。
ネックナイフとして使いたい場合は最初からアクセサリとしてファイアスターターとストラップのついたものもあります。
大きいナイフが怖い女性や子どもが初めて使うナイフとしても良いのでは無いでしょうか。
小さいながらも頼れるナイフです。
カンスボル
カンスボルは特殊な形状をしたナイフですが、その形状が使いやすく人気があります。
- 刃長 約109mm
- 全長 約226mm
- 刃厚 約2.5mm
ナイフの刃先が薄く刃元が厚くなっています。
刃先の薄さは約1mmほどで、一般的な包丁くらいの厚さです。
なぜこのような構造になっているかというと、コンパニオンやヘビーデューティーのような厚みのあるナイフは料理には向かず、かといって包丁のように薄いナイフではアウトドア用途には頼りない。
じゃあ二段階の厚みのあるナイフにしてしまおう!ということです。
料理をするときは薄い刃先を使い、バトニングやフェザースティックづくりには厚い刃元を使うということです。
キャンプが趣味の人はどうしても荷物が多くなりがちなので、ナイフが一本で済むならその方が良いのでこのようなナイフが人気になるのでしょうね。
ちなみに持ち手がブッシュクラフトでブレードがカンスボルになっているものもあります。
ガーバーグ
ガーバーグは他のシリーズとは異なり、フルタング構造で頑丈なナイフです。
カーボン
ステンレス
コンパニオン等のシリーズでは持ち手の三分の二ほどまでブレード(刃体)が入っています。
フルタング構造というのは持ち手の部分を最後までブレードが通っている構造です。
フルタングというのはこの持ち手が最後まで通っていることにより、持ち手に力が加わってもハンドル材が壊れにくくブレード自体も頑丈というものです。
ヘビーデューティーよりももっと頑丈でありバトニングやフェザースティックにガシガシ使えます。
ガーバーグにはファイアスターターがセットになっているサバイバルキットやカバンやベルトなどに様々な形で取り付けられるマルチマウントがあります。
それぞれ個別に販売されています。
高級ナイフ
アッシュウッド
アッシュウッドは2023年に発売されたモーラナイフの中でも高価格帯のシリーズでフルタング構造でアウトドア用途のナイフです。
Finn
- 刃長 約87mm
- 全長 約189mm
- 刃厚 約2.0mm
Wit
- 刃長 約103 mm
- 全長 約213 mm
- 刃厚 約2.5mm
Lok
- 刃長 約109mm
- 全長 約227mm
- 刃厚 約3.2mm
Rombo
- 刃長 約119mm
- 全長 約200mm
- 刃厚 約2.5mm
Finn Wit Lokはアウトドア用のナイフでRomboは見た目から分かる通り料理用のナイフです。
刃厚や刃長にパターンが有り用途に合わせて選ぶことができます。
他のアウトドア用シリーズとは違い木製ハンドルで見た目にこだわりたいキャンパー向けにおすすめ。
モーラナイフのヘビーユーザーがたどり着く一本でもあります。
鋼材
カーボンスチール
カーボンスチールというのは炭素鋼、つまり「鋼(ハガネ)」です。
ステンレススチールに比べて切れ味が良く研ぎやすいと言われています。
その反面錆びやすくメンテナンスの手間があります。
メンテナンスが好きな人や愛着を持ってナイフを使いたい人などもいます。
キャンプで使ったあとにちゃんとメンテナンスをせず放置してしまうと、次に使おうとした時にナイフが錆びてしまっているということが起こってしまいます。
きちんと洗う必要もありますが、洗ったあとにしっかり水気を拭き取り乾かす必要があります。
油断すると本当にあっという間に錆びてしまいます。
キャンプで夜寝る前に使ってちゃんと汚れや水気を取っていたとしても、寝て起きたら外の湿気で錆びていたなんていうことも。
そのようなことを避けるため刃物油を塗っておくと安心です。
これは本格的な刃物油ですが、キャンプで調理もするといった場合には刃物油によっては向いていないものもあります。
調理用にも使うナイフの場合はオリーブオイルがおすすめです。
オリーブオイルは古くからヨーロッパにおける刃物油として、また鎧などの錆止めに使われてきた歴史があります。
ステンレススチール
ステンレススチールは一般的に「ステンレス」と呼ばれている金属です。
ステンレス(Stain less)は訳すと「錆びない」となります。
厳密には「錆びにくい」だけなのですが、カーボンスチールに比べると圧倒的に錆びまにくいです。
ステンレスという金属は錆びにくい合金鋼の総称であり、刃物向けステンレスや水回り向けステンレスなど様々です。
刃物向けのステンレスはステンレスの中でも比較的錆びやすくはあります。
水回り向けのステンレスは相当過酷な環境でなければ錆びることはめったにありませんが、切り出して刃物として使おうとすると切れ味が劣ります。
キャンプでサビの心配なく使いたいのであればステンレスを選んだほうが良いでしょう。
モーラナイフの構造
タング
今回解説しているナイフで「フルタング」としていないナイフは日本では「ナロータング」や「セミタング」のように言われます。
ナイフの強度を考えるとアウトドア用のナイフはフルタングのほうが向いているのですが、モーラナイフではフルタングをあまり採用していません。
これにはモーラナイフが北欧で作られていることに理由があると言われています。
北欧では冬の気温がマイナスになります。
そんな環境下でフルタングのように持ち手から露出している金属にふれると凍傷になってしまうからです。
そのため多くのシリーズがフルタングになっていないようです。
刃厚
これはモーラナイフに限った話ではなくナイフ全体に関することですが、薄いほうが切れ味が良く感じます。
それは分厚いナイフは切る対象に食い込んでいく時にブレードで押し広げていく関係で刃が入っていきにくくなるからです。
薄い刃で切れ味が良く感じるナイフでわかりやすいのはカッターナイフです。
カッターナイフは非常に薄く切る対象に抵抗なく刃が入っていくので非常に切れやすく使いやすいです。
しかしその薄さのために使っているとぐにゃりと曲がり不安定でとても折れやすいのです。
いわゆる「折る刃式カッター」などと呼ばれるものは折り目がついているので更に折れやすくなっています。
太ければ折れにくくなりますが切れ味という面では鈍く感じてしまいがちということです。
終わりに
初心者向けには「コンパニオン」か「ヘビーデューティー」
アウトドアでガシガシ使いたいなら「ブッシュクラフト」か「ガーバーグ」
一本で調理もアウトドア用途にも使いたいなら「カンスボル」
携帯しやすいナイフや子どもに初めてもたせるナイフとしては「エルドリス」
このような感じで考えればいいと思います。
ちなみに一本で万能に使える刃物なんていうものは無いです。
大げさに言えば包丁で戦に出るか?日本刀で料理をするか?ということです。
自分にあったナイフを見つけるのも一つの楽しみだと思います。
ナイフを買ったことのない方は最初の一本をモーラナイフにしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
ほしいものリストを公開しています。ご支援いただけたら幸いです
注意事項
正当な理由なく刃物を持ち歩くことは法律違反になる可能性があります。
刃物の持ち歩きや使用方法には注意が必要です。
銃刀法や軽犯罪法についてご自身で調べて理解し自己責任で使用しましょう。
刃物の購入や使用に関して発生した問題について一切の責任を負いかねます。



















