VersaPro PC-VKF11U1B5にChrome OS Flexをインストールする。
VersaPro PC-VKF11U1B5
前回は中古で購入したVersaPro PC-VKF11U1B5にUbuntu 24.04 LTSをインストールしました。
Chrome OS Flexについて
Chrome OS FlexはChromebookにインストールされているChrome OSをあらゆるPCで使えるようにしたOSです。
Chrome OSはその製品ごとにサポート期限が決められていて、その期限を過ぎたらサポートされなくなります。
そんな製品を継続して使用するためにChrome OS Flexをインストールする事ができます。
Chrome OSとChrome OS Flexの明確な違いは、Androidアプリが使用できるか否かというものです。
Flexの方ではAndroidアプリが使用できないため、基本的にWebベースでの使用になります。
後述しますが、Linux開発環境を有効化することでLinux(Debian)向けソフトウェアを使用できます。
VersaPro PC-VKF11U1B5のようなスペックの低いPCでは、パフォーマンスの問題が発生してしまうかもしれません。
Chrome OS Flexをインストール
Chrome OS Flexのインストールを行うには、まずインストールメディアの作成が必要です。
Google Chromeの拡張機能であるChromebook リカバリ ユーティリティをインストールし起動します。
起動すると以下のような画面が出ます。

「リストからモデルを選択」をクリックし、「Google ChromeOS Flex」と「ChromeOS Flex」を選択します。


インストールに使用するメディアを選択します。
今回使用したのはBUFFALOのUSBメモリです。

再起動させ、F12を押しUSBブートをしてインストールするわけですが、このあたりは割愛。
画面の指示に従ってインストールし、アカウントを入力すればすぐ使えるようになります。
このあたりはUbuntu 24.04をインストールするより遥かにスムーズでした。
インストールメディアについて
Chrome OS Flexのインストールメディアは、インストールせずに試しに使用してみる事ができます。
普段使っているWindowsが起動しなくなったり問題が起きたときに、このインストールメディアがあれば緊急的にChrome OS Flexで起動して必要な連絡があればメールなどで連絡し、また「パソコンが壊れたのか、OSが壊れたのか」の判断が出来ます。
実際に使ってみる
実際に起動するとこんな感じ。
学校で使ってた人ならなんの違和感もなく使えるはずです。

アプリ関係も一通り入っているので、普通に使う分には支障ありませんね。

ペン入力も問題なし
最初にChrome OS Flexを入れなかった理由として、ChatGPTがデジタイザーペンに対応していない可能性に言及してきたからでした。
実際に使ってみたら問題なく使用できました。
まず手書きメモ用のアプリです。
こちらは筆圧の検知はしていないようです。

もう一つはChrome描画キャンバスです。
こちらは筆圧の検知もしているようなので問題なくお絵かきできます。

Linux用ソフトウェアについて
Linux用のソフトウェアを使う場合、少しのLinuxの知識が必要になってきます。
「debファイル」や「AppImage」「実行権限」というのがわかる人のみやるべきです。
設定からLinux開発環境をインストールしChrome OS上で実行するという形になります。
この時点で、Linuxを使ったことある人であれば「あぁそういうことね」とわかると思います。
仮想環境で起動するような状態なので、当然Linuxで使うより遥かにパフォーマンスは落ちます。
実際にKritaを入れて試しましたが、この端末で使うには無理があるな、と感じました。

おわりに
今回はVersaPro PC-VKF11U1B5にChrome OS Flexをインストールしました。
Chrome OS Flex自体は非常に軽く、タブレットとして使いやすいOSです。
前回インストールしたUbuntu 24.04は、やはりどこまで行ってもPC向けのOSです。
使用目的にあったOSを選んでインストールしましょう。
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